ワードクラウドは、単に単語を並べた美しい画像というだけでなく、トピックやキーワードの重要度、あるいは文章中での出現頻度を可視化するためのツールです。大きく表示される単語ほど、より高い頻度を示します。ワードクラウドは、プレゼンテーションを視覚的に魅力あるものにしたり、文章の主要なテーマを素早く把握したりするのに役立ちます。色、形、大きさは自由に調整でき、目的に合った見た目に仕上げることができます。
LaTeX では、Maxime Chupin によって開発された wordcloud パッケージを使えば、簡単に作成できます。ここでは、サンセリフ体を使用し、45度回転させ、選択した単語と重みを指定しています。
\textsf{\wordcloud[scale=1,rotate=45,margin=0.5pt,usecolor]{(\textrm{\LaTeX},10);(graphics,6);
(fonts,7);(images,5);(tables,5);(bibliographies,2);(mathematics,3);(PDF,5);(headings,4);(paragraphs,3);
(diagrams,3);(commands,4);(packages,5);(classes,6);(hyphenation,2);(macros,6);(justification,2);
(footnotes,4);(cross-references,2);(spacing,3);(lines,4);(colors,5);(captions,5);(hyperlinks,3);
(chapters,5)}}
すると、次のようになります。
では、実際の文章で試してみましょう。Peter Flynn によるチュートリアル「Formatting information」(ファイル名「beginlatex.pdf」)を選び、テキストに変換したうえで、次のコマンドを実行しました。
\wordcloudFile[usecolor]{beginlatex.txt}{80}
詳しい解説は、第7章「美しいデザイン」に掲載されています。

